探偵選びで失敗したくない!よくある探偵のトラブル

探偵/興信所依頼の参考書
よくある探偵トラブルと失敗しない探偵選び
よくある探偵トラブルは大体このパターン
探偵社と依頼者の間で起こるトラブルのほとんどは、「調査内容に納得がいかない」か
「調査料金に納得がいかない」の2パターンに集約されます。

「調査内容に納得がいかない」ケースでは、探偵に問題があるケースと、依頼者に問題があるケースが存在します。探偵に問題があるケースは、いわゆる「悪徳業者」であるケース。

「調査している」と言いながら報告がなかったり、報告を求めると「現在調査中なので」とか「もう少しで結果が出ますので」などと言い訳をしながら調査期間を延ばし、多額の調査料金を請求するケースもなくはありません。

残念なことにこうした悪徳業者がいるのは事実で、
こういった悪徳業者に騙されている依頼者がいることも否定できません。

依頼者に問題があるケースは、単純に自分で結果を決めつけていたり、
探偵の業務を理解していないことが原因のケースです。

実際は浮気をしていない配偶者に対して「絶対に浮気している」と決めつけてしまい、調査結果で「浮気の疑いナシ」と出ると探偵の調査能力に文句をいうケースがあります。

また、ドラマや小説の中の探偵が実在すると勘違いしているケースも。
探偵社は「探偵業法」という法律に則り調査をしています。当然探偵だからといって、
何でもできるわけではありません。

例えば「メールアドレスから本人を割り出す」ですとか「車のナンバーから所有者を割り出す」といった行為は違法行為なので探偵にはできません。

しかし、それを知らずに「ちゃんと調査していない」と文句を言う依頼者がいるのも事実です。「調査料金に納得がいかない」というケースは、一般的に依頼者に問題があるケースが多数を占めます。これは契約時に契約書をきちんと読まずに契約をしたため、想定以上の料金を請求されてしまうケースが多いからでしょう。

では、こういったトラブルが起きないように、依頼者は何をすればいいのでしょう?
まずは「信頼できる探偵社を見つける」こと、そして「トラブルにならないように契約すること」が肝心と言えます。

では、この2つに注目して気をつけるべきポイントを考えてみましょう。

失敗いない探偵選びのコツ

まず重要なのが探偵選びです。では、どうやって選ぶのがいいのでしょうか?
大前提として確認したいのが、「探偵業届出番号」の確認です。

2007年に探偵業に関する法律が制定され、以降探偵社は公安委員会に届け出た上で、
法に定められた範囲で業務を遂行することが義務付けられています。

この公安委員会に届け出をした証明となるのが「探偵業届出番号」となります。
つまりこの番号を持っていない探偵社は、法的に認められていないということに
なりますので、絶対に依頼しないようにしましょう。

そして契約前には、必ず探偵社の事務所を訪れましょう
探偵社と自宅の位置関係は、「遠すぎず近すぎず」がベスト。

遠すぎると探偵社の事務所に行くのが難しくなり、緊密な連絡が取りづらくなります。
とはいえ家に近すぎると、探偵社に入っていくところを近所の人に見られて、
あらぬ噂を流されることがあります。

そこで訪問するのが苦ではない程度の距離にある探偵社がベストということになります。
自宅からそれなりの距離にあり、「探偵業届出番号」をきっちり公示している探偵社を
見つけたら、次は相談と契約です。実際に契約に至るまでのポイントを考えてみましょう。

探偵に調査を依頼する時のポイント

依頼する探偵社に目星がついたらまずは相談です。
近年相談は○○分まで無料という業者も多いので、まずは契約しないつもりで
話だけを聞きに行きましょう。

「契約しないつもり」というのは、「相談を聞いてもらったから…」と
安易に契約書にサインをしないための心構えです。
相談は依頼の内容を伝え、どの程度の予算か、どのような報告書が出るのか、
など気になる部分をきっちり聞きましょう。

うやむやな部分を残して契約に進まないのが重要です。
探偵事務所によっては過去の報告書を見せてくれるケースもあります。

どんな報告書が提出されるものかを把握できるチャンスですので、
見れる場合は必ず見せてもらいましょう。また、相談の席で
「当社は調査成功率100%です」とか、「必ず成功させます」など、
誇大広告のようなことを言ってくる探偵社はオススメしません。
探偵業務に100%なんて存在しません。

相談の結果、調査を依頼しようと思ったら次は契約です。
ここでは細部をキッチリ決めておくことが肝要となります。
「調査は○日間。延長しても◎日間まで」ですとか、
「調査実費に入る項目は▲▲と◆◆まで。他の費用は実費には含まない」ですとか、

特に「調査期間」と「料金形態」に関しては少しでも疑問が残らないように、
きっちり説明を求めてください。

ついでに、探偵が調査を失敗したら料金の支払いはどうなるのか?を確認しておきましょう。

この部分が一番トラブルに繋がる部分です。
すべての内容に納得したら契約書にサインです。
しかし、しつこいようですが契約書をもう一度隅々まで読んでおきましょう。
契約書の隅に、契約内容を後で探偵社が改訂できるような文言を記す悪徳業者もいます。
念には念を入れることをオススメします。
探偵選びはまず疑ってかかれ

失敗しない探偵選びのコツは、「まず疑ってかかる」こと。

・ 誇大広告を出していないか?
・ 届出番号は本物か?
・ きちんと事務所を持って、人数が揃っているか?
・ 調査費用に妙な項目はないか?
・ 契約書に不備はないか?

慎重に慎重を重ねることで、よき探偵社は見つかります。
こう書くと探偵は悪徳業者ばかりで、まともな事務所は少ないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ逆です。

しかし、この文章を読んだ方が万が一にも悪い業者にひっかからないような
書き方をしています。

気になる方は、ここにある注意事項をすべてチェックしながら
探偵社選びをしてみてください。もちろん「疑いながら」で結構です。
きっとアッサリ優良探偵社は見つかるはずです。

探偵と依頼者は金銭的な関係だけではなく、信頼関係が重要です。
ぜひ自身の目で見て、面と向かって話をして、信頼できる探偵社に相談をしてみてください。
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