「浮気はいけないことと分かっているけど、どうしてもやめられない」
このような悩みを持っている方もいらっしゃるかと思います。
それでも一生一緒に過ごしたい異性が現れた、この恋人とは別れたくないと考えれば、浮気はやめなければいけません。
しかも一度やめるのではなく、今後浮気をしないような人間に変わらなければいけません。
どうすればそれが叶うのか?そんな浮気心の断ち切り方をまとめてみました。
まずは、そもそもなぜ浮気をしてしまうのかを冷静に考えることが重要です。
単純に考えれば、浮気をしてしまう原因を突き止めれば、その原因を改善すれば浮気をしなくなります。
とはいえ浮気のきっかけは千差万別。ひとつの解決法で答えが出るものではありません。
そんな浮気の原因別のやめ方を考えていきましょう。
まずは性欲の処理など、自身の欲求不満から浮気に走ってしまう方。
これはもうパートナーとしっかり話し合うしかありません。欲求不満ということは恐らくセックスレスでしょう。その関係を改善するための話し合いを持つことが重要です。
パートナー以外に魅力的な異性と出会ってしまったら? 出会ってしまうのは仕方ありませんし、パートナー以外の異性に魅力を感じるのも止めることはできません。
こうなると方法はひとつ。
その異性と接触する時に、必ずパートナーの事を思い出すことしかありません。いくら魅力的な異性の前でも、パートナーのことが頭にあれば浮気というところまでは発展しないなずです。
パートナーが構ってくれず寂しい思いから浮気をしてしまう場合は?寂しい思いをしているのは確かに辛いと思いますが、あなたが浮気をしてしまったら、パートナーはそれ以上に辛い思いをします。
やはりこの場合もパートナーの事を思い出すことが重要でしょう。
浮気の対処法で、より確実にやめるのであれば、物理的に浮気が出来ない状況に自分を追い込むことでしょう。
人はなぜ浮気をするのか? 根本を突き詰めれば、浮気をする時間があり、さらに浮気に使うお金があることが原因です。
反対に考えれば、時間もお金もなければ浮気をしたくてもまずできないということになります。
物理的にここを改善する方法があります。
まずは時間。
浮気をしている時間を趣味の時間や、他の何か時間を費やすことで、浮気をする時間をなくす方法があります。
あなたが好きなことは何でしょうか。スポーツ観戦や映画鑑賞など、パートナーや家族を誘える趣味であれば一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
ゲームなどのひとりで熱中する趣味でも、工夫すればふたりで楽しむこともできます。浮気でパートナーとの時間が取れなかった分、同じ空間に居るだけでも、パートナーは安心感を得ることもできるのではないでしょうか。
とはいえ、特に趣味もないというかたもいらっしゃるかもしれません。
そこでオススメするのが、「ボランティア」です。自分の時間の中で空いている時間を、こうした奉仕作業に充てるのはどうでしょうか。また、健康のためにトレーニングなどの自分磨きに時間を使うのも一石二鳥ですよ。とにかく暇な時間をなくすことで、浮気ができないようにするのが目的です。
続いてお金。
結婚をしている方であれば、通帳とカードをパートナーに預けてしまい、ギリギリ生活できるレベルのお小遣いを貰う形にしてみましょう。
できればクレジットカードもパートナーに預け、自分で自由にできるお金を限定するのが効果的です。
まだ結婚をしていないというのであれば、通帳、キャッシュカード、クレジットカードを取り出すのが面倒くさいところに保管しましょう。
実家がさほど遠くない場合は実家に預けるのもひとつの手。
実家が遠い場合は、帰省の際に実家の地元で新たに口座を作り、毎月給料が入ったらその口座にある程度の金額を入れる。
生活に必要な分だけをいつでも降ろせる口座に残すようにすれば、自由に使えるお金を限定できます。
このように時間とお金を無理やり制限して、浮気をしないのではなく、浮気ができない状況を自分で作り出しましょう。
こちらはかなり気合を入れて行う必要がある方法です。まずは、冷静に浮気がバレた場合の最悪のケースを想像してみましょう。
パートナーとは別れ、二度と会えなくなります。さらに慰謝料の請求をされる可能性もありますし、共通の友人がいればこの友人たちもあなたから離れていくでしょう。
大切なパートナーと大事な友人を失くす可能性があることをリアルに想像してみましょう。
結婚をしている場合はさらに状況は悪くなります。
パートナーとの離婚、お子さんがいてもお子さんには会えなくなり、住んでいる家からは出ていくことを迫られます。さらに慰謝料を支払い、その後の養育費や生活費も毎月支払い続ける必要があります。
財産の半分はパートナーの手に渡るため、マイカーを処分したり、趣味で集めたものの処分を迫られる可能性もあります。場合によっては退職金の一部をパートナーに渡す必要まで発生するため、金銭面やその後の生活面で非常に大きな痛手を負います。
さらに、相手の親族からは恨まれ、結婚を祝福してくれた友人には呆れられ、上司に仲人をお願いしていればその上司の顔を潰すことになります。
そして何より想像しておかなければいけないのが、このように大きな代償を支払ってパートナーと別れたとしても、浮気相手とその後交際できる保証はなにもないということ。
浮気相手にしても、浮気だから付き合ったという人もいますし、そうでなくてもこれだけ大事になってしまった、百年の恋も冷めてしまう人も少なくありません。
ちょっとした浮気と思っていても、最終的には自分には負債以外何も残らないという結末が待っていても不思議ではないということを理解しましょう。
前項では具体的に起こり得る事象をまとめましたが、それ以上に考えるべきはあなたに浮気をされたパートナーの心情でしょう。
恋人や結婚相手にしても、パートナーは「この人と一緒に過ごしていく」と決めた人のはずです。浮気という行為はその大切な人に対しての裏切り行為であり、あなたの浮気を知ったパートナーは大きく傷つくはずです。
パートナーが傷つくことに関して何とも思わないという人は、浮気をしているとかしていないとかに関わらずそのパートナーとは別れた方がいいでしょう。交際をしていたり結婚生活をしていれば、パートナーが傷つくようなことはしないものです。
あなたは「絶対にバレない」と思っているかもしれませんが、浮気のような反道徳的な行為をするのであれば、最悪の事態を想定してから行為に移るべきです。最悪の事態とはあなたの大切なパートナーが深く傷つくことです。
パートナーと別れるつもりがない浮気は、ハッキリ言ってしまえばリスクしかありません。
そんな浮気はもうしたくないというのであれば、まずはパートナーの事を思いやる、浮気で起こり得る最悪の事態を、できるだけリアルに想像することから始めましょう。
そこで本当に「浮気をやめたい」と思うのであれば、物理的に浮気ができない状況を作り出しましょう。まずは暇な時間を作らないこと。バイトでも趣味でもボランティアでもなんでもいいです。暇な時間を失くすように計画しましょう。さらに自由にできるお金に制限をかけること。お金も時間も無くなれば、浮気は「しない」ではなく「できなく」なります。
そして、自分のスマホなどの連絡先を再度確認し、必要ない異性の番号は消去。SNSのフォローなどもすべて外し、浮気に発展する可能性がある異性とは、こちらから連絡が取れないような状況を作りましょう。
いろいろな調査を見ても、浮気をしたことがあるという人は、全体の半数前後ともいわれています。
反対に考えれば、世の中の半数は浮気をせずに幸せをつかんでいます。浮気は犯罪ではなくとも、決して褒められた行為ではありません。できれば浮気から縁を切り、幸せな人生を過ごせるように努力しましょう。