「浮気は男の甲斐性」などという言葉はありますが、浮気をするのは男性に限りません。女性の中にも一定数浮気をしたことがある方がいるはずです。
では、そんな浮気をするような人は、その浮気が疑われた時、そしてバレた時にどのような言い訳をするのでしょう?
そしてその言い訳には、男女で違いがあるのでしょうか?
そんな浮気がバレた時の言い訳と、それに対処する方法を調べてみました。
浮気が疑われた段階、つまり浮気確定前の言い訳についていろいろと調べましたが、これは男女ともに大きな差はないようです。
基本的には「突っ込めないような理由で逃げる」ようです。
一番多いのは「(浮気なんて)していない」というシンプルなウソ。
追及側が確実な証拠を握っていないのであれば、これ以上強力な言葉はありません。
言い訳どころか完全なウソで押し切るという方法です。これは男女共通で使われる常套句であり、対抗措置がほぼない一言です。
この一言に対抗するには、さらに追い詰めるだけの証拠を入手する必要があります。
自分以外の異性と2人きりで食事に行ったという、ある程度の証拠を持って問い詰めた場合はどうでしょう?これも男女共通で基本的には同じ。
「職場の後輩(先輩)で、仕事の話だよ」、「男(女)友達で、彼女(彼氏)のことで相談を受けてただけ」など、2人で食事をしたことは認めても、浮気であることは認めないというのが一般的です。
ここでも自分の知らない職場の人間関係であったり、学校の友人関係を持ち出されてしまうと、なかなかそれ以上突っ込めないものです。
これに対抗するには、「自分以外の異性と2人きりで食事に行かれるのは嫌だ」ということを伝えて、2度としないということを約束してもらうことでしょう。
どうしても2人で話す機会が必要なのであれば、ランチタイムなど、昼間の明るい時間にしてもらうようにお願いしましょう。
男女で言い訳に違いが出るのは、言い訳ができないような証拠を突き付けられた時です。
まずは男性がよく使う言い訳を調べてみました。まず多いのは「1回だけです」というもの。
確かにその女性と1度は不貞行為を行ったが、それは「はずみ」であり継続的な浮気ではないという言い訳です。
その際、「女性が誘ってきた」ですとか、「酔っぱらっていてよく覚えていない」ですとか、さらに言い訳を重ねることも。
こうした言い訳をされた場合、その言葉をそのまま信用しないように。
あくまでも継続的な浮気をしていたということを前提に、次に同じことをしたらどうするかをきっちり説明しておきましょう。
できれば念書など、書面に残しておくことがベストです。
男性は論理的に対抗できないと知ると、自分の非を認めて謝罪する傾向があります。
つまり男性が浮気をした場合は、しっかりと証拠を揃えて論理的に問い詰めればまず非を認めると考えていいでしょう。
男性の浮気には証拠集めが非常に重要なポイントになります。
では、女性はどのような言い訳をするのでしょうか?
女性の言い訳で多いのは、何か別の原因で仕方なく浮気をするに至ったというもの。
「相手が強引に誘ってきた」、「お酒を飲まされてよく覚えていない」、「貴方があまり構ってくれなくて寂しかったから」、「仕事の相談をしていたらその流れで断りづらくて…」などなど。
基本的には「私は悪くない。他の誰かが悪い」という自己保身の言い訳をするのが特徴的といえるでしょう。
中には、どう考えても間違いない証拠を見せられても「浮気はしていない」と言い張るタイプもおり、もはや話し合いが成り立たないこともしばしば。
さらに男性が論理的に問い詰めると、多くの女性は逆ギレをします。
感情的になり、自分が責められていることに耐えかね、相手の男性への不満を漏らしたり、涙を流すことも少なくありません。
こういった時の女性の思考回路は、「私は悪くないのになぜ責められないといけないのか?」というもの。
こういった女性の頭の中では、「確かに浮気をしたけど私のせいではないから私は悪くない」という謎の理論が出来上がっています。
確かに悪いことをしていないのに責められたら怒るのも仕方ありません。と、納得するのは男性にとっては難しいかもしれませんが、基本的な女性の思考回路がこうなっているので仕方ありません。
男性と女性は決定的に思考に違いがあります。
男性は論理的な思考を好み、物事を順序だてて組み立てる思考が基本となります。
ですから、浮気がバレた時に女性から論理的に逃げ道がないような問い詰め方をされると、将棋に負けたプロ棋士のごとく「参りました」と自分の非を認めることが多くなります。
一方女性の思考も単純で、「基本的に自己中心的」といえます。
何事もまず自分が正しい、自分が中心、それが女性の基本的な思考です。
そこに理屈や理論はなく、あるのは感情だけですので、男性が論理的に話すことが理屈っぽく聞こえるわけです。
また、浮気を問い詰められた場面でも、「確かに浮気をしたのは悪いけど、でも私は悪くない」と考えます。
ですが、この結論は女性の自己中心的な理屈であり、そもそも理論は破綻しています。その破綻している部分を男性に理論的に論破されると、「そんなことはどうでもいいの!私は悪くないの!」と感情が爆発して泣いたり逆ギレしたりするわけです。
理屈では当然ですが敵わないわけですから、駄々をこねる子供のように感情的になるしかないわけです。
もちろんここで紹介している思考の傾向は、あくまでも一般論に過ぎず、すべての男性女性がこのように考えるわけではありません。しかし、基本的な思考方法として参考になるかと思います。
ここまで書けばお分かりかと思いますが、浮気を止めさせたいと思った場合、相手が女性か男性かで対応は違うと考えた方がいいでしょう。
まず理詰めに弱い男性には、言い訳の逃げ道を残さないように、しっかりとした証拠収集が重要となります。
そして状況に合わせて証拠を突きつけ、理詰めで問い詰めていきましょう。
言い逃れができないと分かれば男性は非を認め謝罪をしてくるでしょう。
男性が謝罪をした場合、許すということであればその後が肝心です。
次同じことをしたらどうするか?浮気をすると何を失うのかをはっきりと明言しておきましょう。失うものの大きさを提示することは、男性の浮気を抑止する大きな力となります。
一方女性が浮気をした場合、理詰めで問い詰めるのは得策ではありません。感情的になり逆ギレをされると、まとまる話もまとまりません。女性の浮気に対しては情に訴えるのが得策。
自分が相手をどれだけ愛しているか、大事にしているかを伝えた上で、「あなたを信じています」という態度を見せることで、女性は自分の非を認めることができるものです。少々甘いかと思うかもしれませんが、これであなたの気持ちが伝われば、女性も以降は軽々しい行動はしなくなるでしょう。
浮気したのが男性であっても女性であっても、ここまでしてそれでも再び浮気を繰り返すようであれば、もうそれは「浮気性」という病気のようなものです。
まともな関係は諦めた方が、結果的にあなたの幸せにつながるかと思います。別れることも念頭に置いて対応することをオススメします。